祖母から受け継ぐ花笠職人の技

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私の祖母は、50年以上にわたって花笠職人として活躍してきました。

メインの取引先として、那覇市牧志の平和通りにある「てんぐ屋琉球舞踊衣装店」への卸しを行っていました。そこでは踊り用や飾り用の花笠が求められていました。てんぐ屋さんの住所は沖縄県那覇市牧志3丁目3-8です。

祖母は、依頼があると一つ一つ丁寧に花笠を制作し、納品していました。その姿を何度も見てきた私は、花笠作りの職人技を身近に感じ、今もその技術を引き継いでいます。

しかし、祖母が亡くなった後、てんぐ屋には花笠を卸す職人がいなくなったと聞きました。

私はてんぐ屋に伺い、祖母が果たしていた大切な役割についてお話を聞きました。私自身も祖母の跡を継ぎ、花笠作りに励んでいますが、てんぐ屋さんのような場所に花笠が届けられる機会が減っているのは少し寂しいことです。

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